スコープドッグ



 (株)タカラ製1/35、(株)ウエーブ1/60「スコープドッグ」。10円玉と比べると判るが、かなり小さい(^^;)。




 アニメに登場するロボットとはいえ、立体にしてここまで洗練されたデザインは奇跡かもしれない。元々立体を想定
してデザインされているのだと思うけど、間接の曲げ具合、ポーズをとらせても動きに無理がないのがすばらしい。


 
 右肩を赤く塗り、「レッドショルダー」した。アニメでは左肩が赤かったり、操縦者によってタイプがいろいろあったりして、細かい設定やお約束があるようだけど、その辺の事はよく判らないので資料本にあった画像の中からテキトーに選んだものを参考にした。


 ボディの色が緑のため、補色の関係にある赤がメチャメチャ映える。特殊精鋭部隊ということでレッドベレーにかけてあるのだと思うけど、ワンポイントの赤はメチャメチャ格好イイ。





 さらに兵器としてのリアル感を出すためにウェザリング(汚し塗装)うを施す。ザブングルのページでも説明したけれど、いかにもアニメ的なデザインのロボットの場合はウェザリングを施すと汚いオモチャに見えてしまう事があるが、スコープドッグのようなリアル兵器っぽいデザインのものならウェザリングをガンガン施したほうが格好よくなる。 ただし、スコープドッグの用途を考える必要がある。陸戦用なら泥汚れ有りだけど、宇宙戦用には絶対に付けないとか。金属剥げならどちらでも有効だけど。


 ボディ表面のスジ彫り部分にエナメルカラーの黒を流し込む。ボディにメリハリが出て、よりメカっぽくなる。しかもこのようなリアルロボットタイプの場合はスジ彫りから色がはみだしても神経質になる必要がない。それが上手い具合に「油染み」に見えるからだ。はみ出し部分を拭き取っても、それがいい感じの「油こすれ」になるから、よりイイ味のウェザリングになる。


 リアルタイプロボットの場合は、程度の問題はあるが、思い切ってガシガシとウェザリングを施したほうがイイ結果になる方が多いと思う。

 

 1/60スコープドッグ。10円玉と比べても判るが、非常に小さい。写真にあるサイズが、ほぼ実物大だ(17インチモ
ニターで見た場合)。驚く事に、このサイズで手足の関節が可動する(^^;)。


 しかもこれにはほとんど改造を施していない。パーツの繋ぎ目をパテ


で埋めたぐらいだ。それなのにこのプロポーションでメリハリの効いたボディ!原型がよほど良いのだろう。いい仕事
しているなぁ!。



 1/35サイズを手前に、1/60サイズを奥に並べる。擬似的に遠近感が出来るので、ジオラマ撮影によく使われるテクニックである。


 サイズ違いの同類プラモがあると、つい並べてみたくなってしまう(^^;)。こうやって擬似遠近感を楽しんで、脳内で妄想戦闘空間を広げて戦闘シュミレーションを・・・あ、いけない!なんかダメ大人だ・・・(^^;)。


 1/60サイズでテレビ版エンディングの再現を。10円玉と比べると大きさが判るが、非常に小さい。しかも操縦席に
さらに小さいフィギュアが入っている。フィアナのフィギュアは自作で、パテを固めて削り出した物。





テレビ版エンディングと同じ構図で撮影。モノが小さいので接写モードで撮影してもピントが合わせづらい(^^;)。まぁ
これくらいならフィギュアの表情も判りづらいので、粗が見えなくて丁度良いのかもしれない(^^;)。



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